加圧トレーニング

加圧トレーニングが、最近、流行りだしたのは、芸能人が行っているダイエット法として、テレビなどで紹介されたことが関係しているようです。
また、さまざまなダイエットを試みる人の割合が増えていることも理由のひとつといえるでしょう。

加圧トレーニングが生まれたのは、ボディービルダーを夢見ていた佐藤義昭さんという人が、高校生の時に、正座をしていて足が痺れたことがきっかけ、といわれています。

佐藤さんは、その時、法事でお寺にいたそうです。
長時間の正座で足が痺れたことから、血流が悪くなったことに気付きました。

そして、足を揉み解すことと圧迫すること、血流を良くすることなど、いろいろと考えた末に、加圧をかけることで筋力トレーニングへもつながる、というアイディアが浮かんだのです。

それからの佐藤さんは、自分流のトレーニングを試み、さまざまな試行錯誤のうえ、現在の加圧トレーニングを生み出すことになります。

加圧トレーニングが完成したのは、アイディアが出た時から40年も経っていたそうです。

そして、現在、佐藤さんの加圧トレーニングは、医療やスポーツ、ダイエットなど、さまざまな場所で使われるようになりました。