むくみ

妊娠後期(28週目以降)には、誰でも少しはむくみがみられ、多くの妊婦さんが体験することです。
特に暑い日、長いこと立っていたり、じっと座っていたなど同じ姿勢をとっていた日にはむくみがひどくなります。

原因は女性ホルモンのバランスの変化、鉄分不足による貧血、塩分過多、運動不足による新陳代謝低下、カロリー過多など、様々考えられます。

妊娠中のむくみは、靴がきつい、ソックスが食い込む、指輪が抜けない、足首が象のように太くなるなどの自覚症状が出てきます。
昔ながらの方法として向うずねを押してみて、指のあとのへこみがなかなか消えなければ、むくんでいる証拠です。

対策としては、1日にコップに7~8杯の水を飲む、塩分を控える、足の下にクッションを置いて足を高くした姿勢で寝る 、プールで泳ぐ、ぬるいお風呂にゆっくりつかるなどがあります。

休んで軽くなる程度のむくみは心配ありませんが、中毒症の症状として出るむくみには注意しないといけません。

驚くほど 急にむくんだり、心臓から上がむくむ、頭痛がする、目が チカチカする、肝臓が痛むなどの症状が出たら、すぐに担当医に相談をしましょう。