しみ

しみの原因であるメラニン色素をトレチノインで外に押し出して、ハイドロキノンで新しいメラニン色素が作られるのを防いでいくというのが、効果的です。ですので、ハイドロキノンだけではなく、トレチノインと併用するのがいいと思います。

医薬部外品としてヒドロキノンといわれますが、皮膚薬の場合はハイドロキノンと呼ばれています。まぎらわしいですが、どちらも同じです。

漂白作用が非常に高い物質です。美白剤として皮膚科などで医師から処方されます。また、薬局などでもヒドロキノンを配合した軟膏やクリームなどが販売されています。

市販されている外用薬のヒドロキノン剤は通常2%~4%程度配合されています。アメリカの製薬会社Stiefel Laboratories, Inc.は「スティーバA」というトレチノイン製剤を発売しています。

「クラリダームS」というハイドロキノンクリームも発売しています。

日本ではドクター・シー・ラボなどの化粧品メーカーがハイドロキノンクリームを発売しています。資生堂のホワイテス・ホワイテスも有名です。